1.5人旅　2日目 - 一日一笑

夜中の暴風が気になったが、
朝になると風はおさまってきている様子。
瀬戸内海もとっても綺麗！
　

今日は母が50年ぶりの旧友と二人が育った地で再会。
宿にて変わり果てた姿であろう二人が再会を遂げた。

さぞ感動の嵐なのかと思いきや、
「変わってない〜！」などと、きゃっきゃっとした会話・・
そりゃ変わってないはずがないだろうに。と隣でぼんやり。

もちろんお互いに苗字が変わっているが、
旧姓で呼び合っていて。

まだこの地に住んでいるという友人の方の車に便乗し、
母の育った地を見て回る。

砂でできた、寛永通宝の銭形。これは巨大！
車で山に登って見下ろしてこの大きさ。

すぐ横からみるとこんな感じ。
何が書いてあるのか分からない。

観光しているのか、
思い出話に花が咲いているのか分からないが
懐かしそうに話すオバチャンふたり。

まあそれにしても良くしゃべっているので、
お邪魔虫はこの辺で退散。
母達と別れて一人観光へ。

電車に乗り、また母が住んだ事のあるという街へ
一人で先回り。
お天気も良いし、散歩がてらお城見学も兼ねて
母の母校の写真を撮ったり。

　
なんとまあ、お城の前には桜が。咲いている・・

さて、私は密かに今回の旅は母の故郷を巡ることと
「アート」の旅と決めていたので、次はいそいそと美術館へ。

駅前にこんな素敵な美術館があるなんて贅沢！

まだ時間が早かった事と平日だった為か、
一人貸し切り状態。
監視員の方も私だけを監視していてちょっと緊張・・
ナニモワルイコトシマセンカラ・・

他の観覧者を気にする必要もなく、
なんでこういう絵を書こうと思ったんだろうとか、
この絵の題名はなんでこれなんだろうとか、
疑問に思った事を素直に見つけようとしてみた。

総じて、月並みですが「芸術家の視点は凄い。」です。
その中でも数点は、この絵を「書いた意味」が少し分かるものもあり、
いつも使わない脳みそを使った気がした。

美術館っていつも想像以上に時間を取られてしまうもの。
気付くとお腹が減っていたので場所を移動。

昼はやっぱりうどんでしょう。
ベタベタに、観光雑誌に載っていたうどん屋さんを目指して。

やっぱり人気店は大混雑。
でもおひとりさまも多くいたので全然平気。

セルフのうどん屋さんに入りたかったので念願かなうが、
システムが良く分からない！！
必死に並びつつ、前の人のマネをする。

「かけの小ひとつ！」とまずは注文。
どんぶりに麺がそのまま入ってきて、
自分で網にうどんを移し、うしろにあった湯に通す。
お好みの時間であげるようだ。（・⊇・)フムフム
・・お好みの時間が分からないので、
前の人と同じタイミングで上げる。
次にとなりにあるでっかいタンクから
蛇口をひねってつゆをかける。
ネギをかけて。これもお好みのようだ。

お皿をとって、好きな天ぷらなどを取る。
みんなここではコロッケを取っていたので、
何故うどんにコロッケか分からないまま一応取る。
できたψ(｀∇´)ψ ！

うまい！！
これはオイシイという表現じゃなく、うまい！！
やっぱり本場は違うなあ〜。
雰囲気もあるんだろうけど、これかあ〜！という感じ。

みなさん本当に慣れているフツウの一日なようで、
もくもくとうどんを作ってもくもくとすする。
で、お金は後払い・申請制なの。
「かけの小と○○の天ぷらとコロッケ。」
「３５０円ね〜」
安っ(°m°;) ！

これじゃあ、うその申請いくらでもできる・・
日本だからこそ、地方だからこそ？できるシステムじゃないかな。

お腹いっぱい、歩いて消費します。
隣にあった、有名な公園へ行きます。

何があったって、池と松と盆栽。
ご老人の散歩のような所だったけど、庭園大好き。
のーんびり散歩して、鯉を眺めて過ごした。
何故かおじさん方とお友達にもなった。

それこそ同窓会で来たような、
おじさん方が集合写真を撮ろうとしている様子。
偶然遠くからそれを見つけ、
カメラを持った人がこっちを見ている気がして・・
呼ばれていないんだけど自ら近寄って「撮りましょうか？」と
シャッターを押す。
その場はありがとね〜で終わったんだけど、
また園内をぶらぶらしているとまたバッタリ。
「さっきのオネエチャンじゃないかね？一人？？」と会話が始まり、
何故か一緒に写真を撮ることに（笑）

おじさん１