旅日記 3日目


秘境へのツアー。


西表島には道路が一本しかありません。
東から西へ、島の上部をなぞるように弧を描いた道。
その一番西の端から更に奥へ行くには船しかないそうです。


そのまた奥の、人があまり踏み込まない海へ、
シュノーケリングと秘境の集落探検をしに。


宿にお迎えが来て、帰ってくるまで荷物を預け、
その預ける場所にヤモリが居ることにはもうギョッとせず、
いってきまーす!



今日のお天気はイイ感じ!


手つかずの自然の中を、船は進んで行きます。

南の方で生息する、マングローブ
マングローブという木があるのだと思っていたら、
川の水と海の水が混じった所に生える植物の総称だそう。

タコの足のように生えた根は、
干潮時にできるだけ酸素を取り入れようと沢山根が生えたとのこと。
大きくなった木は重くなった頭を支えるように、
枝から地面にむかって杖のような枝を垂らし、自らを支える・・・
すごい生命力。
木も意志があるように見えてきた。


ジャングルを進んだ秘境の奥にはひっそりと落ちる滝。


自然と共存する集落に少しだけお邪魔しながら、
この孤島の暮らしを垣間見ました。

この秘境で会えるのは、
ここがどこだか分からなくなるような透き通った海。


シュノーケリングも目の前にニモがいたり、
本当に水族館の熱帯魚のヤカタに潜っているよう。
・・という私は船ではなくて海に酔ってしまい、
途中からはグロッキー(ノ_-)
そういえば波に酔うんでした。
以前も酔ったのをすっかり忘れていましたww


さてツアーも終わって気分もすっきり、
最終日の夜はちょっとステキなホテルに泊まることにしました。
日本最南端の温泉があるお宿では、
長かったようで早かった旅を振り返りつつ。


地元ご飯を食べ尽くしてきていたので、
夜はオサレにされている沖縄料理を頂きました。
料理ももちろん格別だけど、
私はなんといっても雰囲気で美味しさが倍増する人みたい。
壁が全面ガラスで森が見えて、
鼻からすーっと沢山空気を吸い込みたくなるような。
そんな気持ちも美味しい味を倍増させてくれました。


夜ももったいないので、
急遽ジャングルのナイトツアーとやらに
宿の人に連れて行ってもらいました。
ホテルの周りをぐるっとするのかなーなんて思っていたら、
襲われないように長そで長ズボンで参加してね!!
と言われ、おそるおそる参加。


懐中電灯片手に、
「まずは自分の身を守るように!」なんて本気でいわれ、
本当に野生のハブを2匹、カエルとカニは無数、
その他知らない生き物がジャングルの島には沢山潜んでいました。


虫も、どのくらいの種類がいるか把握できないらしく、
名前も分からない生き物が次々と現れるそうです。


そんな生き物を写真撮ることはできたけど、
目の前にする度に全身硬直してしまって撮れませんでした・・


満天の星空・・は見られなかったけど、流れ星を一つ、
屋上でビール片手にくつろぎながら見ることができました。
(*゚-゚)ノ☆。・:*:.・★,。・:*:.・☆


明日は最終日。。