大格闘


所用を済ませ、先程帰宅。
帰宅するなり、「キャーッ!ヤモリーッ!!」を合図に
大格闘が始まった。
奇声を発したのはワタクシ。


ウチは家の後ろに畑、前には庭があるので、
意外ともちろん沢山のイキモノがいる。


夜になると台所の窓にお腹を見せて這いつくばる
ヤモリも、「また来たね〜」と楽しんでいたが、
いざ家の中に入ってきたのを見つけると大変。


運悪く、階段にある高い天井にへばりついてるもんだから、
長いほうきを伸ばした所で届かない。
壁を叩いてみても反応しない。


タワシを投げること100回。
暗くして、懐中電灯を直射してみること数十分。
びくともしないヤモリに、汗だくになりながら格闘が続き・・
ヽ(ー_ー )ノ マイッタ


母:「アンタ、部屋のドアをぴっちり閉めていれば平気だから
   今日はこのままもう寝なさい。」
私:「・・・ヤダあああああ! 」
そんなのぐっすり寝れるわけないじゃん(*`ε´*)ノ


最終兵器はノビールもの干し竿。
コレで突いたら絶対落ちるからね。
お母さん、必ず捕まえてね。


ピシ。(もの干し竿があたる。)
ポト。(敵落ちる。)
バシ。(母、敵にザルをかぶせる。)


ヒヒヒヒヒ〜(`ー´)


と、二人ででかした喜びを味わい、
獲物の入ったザルの下にそーっと新聞紙を滑り入れ、
逃げないように外へ出す。


隣の家は農家なので、
少々畑にお邪魔して、(←自分の家の畑には絶対やらない。)
ザルごと畑の真ん中へ置き、ダッシュで逃げる。(←母親)
(ザルは明朝回収します。)


手伝いもしなかった父親は、
「あーあ、せっかく家を守ってたのに。(ヤモリ=家守ね。)」
と、ぼそっとつぶやいて床についた。
なんて無責任な。


家守よりワタシの豊かな睡眠を守る方が大事!!
おやすみなさーい