今日の一冊
- 作者: 蓮見圭一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/11/27
- メディア: 文庫
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自分が貫き通せなかった過去の恋愛について
子供にあててテープに残す。
ほう、と思わされる言葉が多い本だった。
「人生は宝探し。」
運命は、人が考えているより気まぐれだ、と。
運命って、あるようでないのかなと思った。
どれが運命でどれが運命じゃなかったなんて分かる人は居ないし、
(江原さんとか細木さんは知らないけど)
「今」歩いているこのミチが運命に他ならないでしょ?
「程度の差こそあれ、胸の内に誰かを想い描かない
既婚者などあるはずがない」
ほ〜う。
既婚者なんてそんなものなのか?
自分がいつか結婚した時は、
そう心のどこかにとめて相手を見なければいけない?
逆に私もそうなったりするんだろうか。
その、世間一般から見れば「イケナイ」気持ちも、
人である限り分からなくはないけれど・・・
神に誓って結ばれたなら、
その誓いはなんだったんですか?