眠れぬ夜


ただいま。


業務は月初も過ぎて落ち着いてきたけど、
今日は考えさせられる日だった。


表現しがたいけど、一言で言えば
自分は社会人になりきれてないんだなあと言う事。


5年も6年も経って何を今さら!という情けない発言かもしれないけど、
熱い部活と、家族のようなサークルで育った自分にとって、
ドライな社会と言う所にはいつになっても馴染めていないのかもしれない。


先日のキックオフで、
「会社は法人という人格を持つ」という話を聞き、
「昔は良く分からなかったが今はそう思う」という意見を聞いた。


私は逆だ。と、今日思った。
会社は「成長する」という意味で、人格を持っているんだー。と、
不真面目ながらも通った法学部の商法の授業で聞いて、感心した記憶がある。


でも、その「法人格」に属してみればみる程、
成長すると言う意味では「人」かもしれないが、
気持ちや情がないという意味では、
「人」だなんていって欲しくないと思った。


ドクドクと動く心臓を持ち、
理性と恥じらいと恩情を持つものだけが「人」だと思う。
それを持ち合わせた会社にするかどうかは、
属する「人」によると思うが、
そんな集合体はどのくらいあるんだろう。


でも、それが社会というものなんだろう。きっと。
成長した「人」は、情を持たない「人」にも適応していかなければならないんだろう。
社会人として、私は未熟児のままなんだと思う。


なんだかとっても疲れました。