探し続けていたもの


先週末の話ですが、買い物に行った時。
「命の次に大切なもの」のスペアをゲットしました!
(ちょっと大袈裟か・・)


と言っても、それは私にとってだけのもの。


誰でも小さい頃、寝る時に何かお気に入りのモノが側にないと
眠れない。ってあった人も多いんじゃないかなあ。


例にもれず、私もそういうモノがあって、
フツウはある程度の年齢になると忘れる/要らなくなるようです。


でも、私は忘れられず/不必要になるときが来ず、
いまだにその「モノ」が寝る時は必要です。


ですが常識的に考えて、私の年齢と言い、その「モノ」はボロボロなわけです。
もう既に中学生か高校生の頃にはボロ・・位にはなっていましたし。


友人の家に泊まる、程度にその「モノ」から離れるのはかろうじて平気でした。
でも部活などの長期合宿になると恋しくなるので、
こっそりとパジャマのポケットに忍ばせて持っていっていた事も。
古くからの友人だったら知っているかもしれません。


今の私の年齢はというと、20代後半も後半、
こりゃまずいぞ、という年齢になってまで、その「モノ」が手放せません。


少々強がると、「もうなくても平気」ですが、
あった方が落ち着くから、やっぱり要り用です。


だけどボロボロ度合いが過ぎていて、
そーっと、これ以上ボロボロにならないように・・・と持っていました。


限界がきている「モノ」の替えになるものをずっと探していて。
なかなかないんですよね、こういう微妙な感覚をもつモノ。


ついに探し当てたその「モノ」の替え。先週末に調達。
やっぱり完全に一緒、とはいかないけれど、一安心。


「そんなに大切ならもっと沢山買えばいいのに。」
と言われましたが、いえいえ。
もっと酷似したモノが見つかるかもしれないじゃない!
と、とりあえず今回はコレでしのぐ事にしたのでした。


残念ながら「モノ」が何かは公表できません。


でも私がもし遺書を書くときは、「棺にこのモノを入れて下さい。」と
書こうと思う程、大切なモノ。


そういうモノ、誰でもあることですか?