今日の一冊


ひな菊の人生 (幻冬舎文庫)

ひな菊の人生 (幻冬舎文庫)

ふと衝動買いしておいて読まずに居た本を。
この本、というか、前職の友人に影響されてより好きになった
奈良美智さんの絵もみたくて。


人が人を好きになる時って、
色々な形があるんだなあと思う。


良く聞くように、「ビビッときた!」と言う人も居るし、
「これって好きって気持ちなのかな・・」
なんてぼんやりした感じもある。


ひょんなコトから同じ屋根の下で、
恋人でもない異性と住む事になったら?
心の中、物理的にも壁を作ったとしても、
何かしら意識してしまう部分ができてくるものなのかな。。


その「意識」が何を意味するのか分かりそうなのに
それと向き合わずに「同じ屋根の下」が終わってしまう二人。 
切ない、というかもどかしい。