感覚


採用面接に何回か出ているうちに慣れてきた。
昨日も一件、突然依頼されて出てみました。


自分の後輩として、一緒に働く仲間としてどうなのか。
とっても良い方でした。
頭の回転も良く、ハキハキと会話ができ、しっかりとした考えも持って。
とっても良いな、きっと人事も上司もGOサイン出すんだろうな。
と思いました。
私も、とっても良い方で、一緒に働ける気がしました。
・・・働こうと思えば。


ここからは言葉は文章じゃ表せない感覚、なんですよね。
「なんか」私の隣、周りで彼女が働いているのが想像つかなくて。
「なんか」仕事のやりとりがイメージできなくて。


きっと入ってしまえば自然と馴染んでくるものだとは思います。
でも、なんでしょう。お互いにハマりそうでハマらないパズルのピース、のような。
あ、ちょっと違うのね、という感じ。


面接後、一緒に面接官をした方々に「どうでした?」と声をかけると、
「そっちはどうよ?」と返されて。
全員で、「うーーーーん。いい子だね、本当に。でも何か違う。」


非がないとも思える彼女に、皆が同じ感想を持つとは。
やっぱりそれぞれに染み付いた自分の会社のイメージや雰囲気は
共通しているのかなと感じました。


そう思うと、自分もそういった「感覚」で選ばれて、
縁があって入社して、今まで働いているんだなと。


日々嫌な事も、むかつく事も、悩む事も、悔しく思う事も沢山あって、
きっと楽しい事や嬉しい事よりも、そんな事の方が数倍沢山あるかもしれないけど、
一瞬のその感情で、この縁を粗末にする事はできないかなと思いました。


・・・と言ってもまた嫌な事があれば「辞めてやるっ!」とか思うんですけどね(笑)


喉もと過ぎればなんとやら。
大好きな時間を楽しんでゆっくり休もう・・・