今日の一冊

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)

貧富の差、と言う言葉は発展途上国だからあるような気がしがちである。
万人にあまり差がなく生活できるようになると言う事は、
良い事のように聞こえるけど、皆が「並」のレベルで落ち着くのではなく
「中の下」「下」で落ち着いてしまうとしたら??


そんな世の中になりつつある事を、実感している人があまり居なかったとしたら?


こんなに勤勉な日本人なのに、下流なコミュニティーになってしまうのは
何故でしょう。


日々に追われるだけで、少し離れた所から自分の生活基盤を見つめる事が
できなくなっている私達へ。