たまには

今日は母親を誘って映画デートしてきました。
先日本を紹介したALWAYSの。今大ヒットみたいね。


自分的には本でいいかな〜なんて思ってたんですが。
このCMが流れると
「お母さんこれいいわ〜」を連発するので、
これは私に対するフリ?と思い、
読み終わった本を貸してみました。


喜んでぱらぱらめくっていたので、よしよし。
と思っていたら、次の日からは
「お母さんこの映画観たいわあ〜」に、しっかり言い方を変えていたので
これは確実にフリだわ。。。
と、チケットを買っておデートに招待しました。


普段は家事と畑仕事とオトンの世話しかしていない人を
せっかく外へ連れ出すので、ランチは珍しいものを食べに行こうと、
ガレットの美味しいお店へ。


でも普段は疲れて家で無口な私が、
最近の色々を立て続けに話すもんだから、
ガレットの感想を述べている暇はなく。
果たして美味しかったのかい?


映画はというと母親は大満足。
上映中はしゃべるなと言うのに、
「これは集団就職よ」だの
「看板はあんな鉄メッキみたいのが多かったのよ」だの、
観てれば分かるよー!!と言う事をわざわざしゃべるしゃべる。


でもお客さんの多くは中高年の方で、
みなさん結構豪快に笑うんです。
懐かしさが勢いとなって、役者のボケっぷりがいつもの数倍楽しいんでしょう、
がはがはと色々な所から笑い声爆笑が。


今の日本の若い人は公衆だと感情を抑えているのかなあと感じました。
自分が特に恥ずかしがりだからかもしれないけど、
悲しくても楽しくても恐くても、理性の方が少しでも強いと抑えてしまいます。
だから、もう少し自分の気持ちのままに表現したら
視野が数度広がりそうだなって。
ほとんど自分へ言い聞かせてるんですが。


暖かい感動で涙する映画です。


この映画の衣装で使った古着屋さんが地元にあるので、
帰りに覗いて。ついでに衝動買い。たまにはいっか。
レトロな一日。