思い出した事


先日古い友人たちと集まったときに、
私達の育ち方の話になりまして。


「逆境に弱いよね、うちら。」
と、まとまりました。


個々にそれなりの挫折と、それなりの苦労は味わったと思うけど、
自分がやらなきゃこの場を乗り切れない!といった究極の苦労は
味わった事がないから。
親たちが、幸せな土台を作ってくれていたから。


まあこの時代にそこまでの苦労を味わった事のある人の方が
少ないのかもしれないけど、ぬるま湯で過ごしたと思う。


でも、ぬるま湯で過ごすとぐれちゃったり、性格に問題があったり、
結構問題児も育ちがちだけど、そんな仲間はいないんだな。


だから、ぬるま湯生まれののびのび育ちを提供されて、
それなりの意志とほど良い性格を持てていると思う。


だから、「良い子」と呼ばれる仲間が多いと思うんだけど、
それなりの逆境には弱く、そこまで主張の強い人も少ない。
個性だけはみんな強いんだけど・・


そんな仲間に恵まれた、幸せをたまにはかみしめて。
もう遅いと思わずに、自分に足りないものを補う努力も。


だから自分にないものを持っている人が良いと思うんだろうな。