今日の一冊。


逃亡していたのと、多忙だったので
最近本がご無沙汰でした。
むさぼるように一日で読みました。

さいはての二人 (角川文庫)

さいはての二人 (角川文庫)

彼女の最後の、恋愛小説です。
本当に普通にある恋愛と生活だけど、
普通の出来事が心にすーっと入ってくる文章が好き。


自分と育った境遇が似ている彼を、
「好き」になると言うよりは「一心同体」だと感じる恋。
なんだか分かる気がします。
例えどんな歴史を相手が持っていようとも、
芯を理解し得るのは自分しかいないとまで思える想い。


それが成就する恋だとは限らないけれど。