寝ずに読み終えた一冊。


東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

気になっていた一冊を読み終えました。
楽しいし泣けるし、と聞いていて、
感動しても本で泣いたことはあまりないので
油断してました。


リリーフランキーのオカン(ママンキー)の生き方は、
自分の事は二の次で、息子はもちろんその友人が
喜ぶ姿が何よりの幸せ。


気を使ってあれこれしてあげているという感じはせず、
本当に自分の感情のままに動くママンキーそのものが
自分の母親オカンと重なって
胸が締め付けられたり、母親というものがかもし出す
やわらかい雰囲気を感じました。


「どの母親も生まれた時から母親なのではない」
というのは当たり前のようで当たり前じゃない一文でした。


ということは、いつかどこかで私もそんな母親になれる
可能性があるっていうこと。


そんな母親になろうとしている姉が、苦しんでいるということ。


たまに日常を少し離れた視点で見る大切さを
感じました。