ココロのビタミン


今日は金曜日。
昨日体調不良で会社を休んだ病み上がり、
まだ体はボロッという感じだったけど、
最近少し気分がどんより曇りで雨が降りそうだったので、
映画を観て帰ってきた。



http://www.telecomstaff.co.jp/shimanouta/index.html
福生育ちだと言う詩人の方が、
奄美や沖縄の島々を巡りながら
その土地の風を感じ、匂いを感じて詩を詠むという
ドキュメンタリー映画


初めて、映画を作った監督のトークショー付きという映画を観た。


とてもマイナーだから調べてもそう簡単には出て来ない映画。
監督さんと、冒険家の方が映画の感想を述べながらゆっくりとした
時間がそのまま映画へと続いて行った。


その冒険家の方に惹かれた。
http://www.straightree.com/
というか、知らない世界を垣間見させてもらった。
彼は、世界中の島を海を渡る旅もする冒険家。
その時、目的地までの舵は「星」だという。
スターナビゲーションと言って、
星の方向を頼りに目的地までたどり着く。
星の出ていない曇った日や昼間は、
波の具合、鳥の飛び方、空気の匂いを感じて舵を取る。


スゴイ!


体を自然と一体化してそれを感じる。
文明にばかり頼っている自分にとって、
それは魔法のような技だと思うが、
自然の中に産まれた人間と言う動物としてみたら、
誰もが普通にできる事だったのかもしれない。


映画を見る時は、「島」から全ての物事を見て、
感じようと心掛けて観た。


本土に住む私達は、
南の島々或は北の島々を「日本の端っこの方」と考えがち。
でも当然島に居る人にとっては、そこが中心。


島と島同士は陸続きでない分、
どこか閉鎖的な所はあるが、
それぞれが独自のしきたりを持っていたり、
島の中で更に伝統の違いがあったりする。
その全てが点在する事で、
統制がとれているのだと、教えてくれた。


島の人達は、いつも笑っていた。
恥ずかしいとか気取るとか、微塵も感じない。


この大自然を見てしまうと、
自分はそこから真反対の事をして生きているような気がして
ならなかった。
でも、だからどうしたら良いのかとか、
どうしたいか少し分かったとしても、
それを行動に移すには相当な体力が居る。


その体力を、まずはつけて
自分の国を、地球をもっと学ばなければなと思いました。


で、まずは体を万全に!