今日の一冊

読みながら加えられるその人それぞれの想像によって、
物語の奥が変わる本。

月魚 (角川文庫)

月魚 (角川文庫)

で、その二人の本当の関係(←男同士です。)はどうなのーっ!
と真実が知りたくてじれったいけど最後まで書いてない。
なんなのなんなの。とむずがゆかったけど、
「ああ、想像するのね。自分の中で。」と。


激しい文体じゃないのに、淡々と深みのある世界。